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2008年12月29日 (月)

今年も後僅かとなりました。

今年はよさこい祭りが終了した頃と比べ、世の中の経済状況が大きく変化しています。戦後の日本で起きた事もないようなとてつもない大きな変化が起きるかもしれません。

よさこい祭りにおいては、チームやよさこい祭りファンにとっての楽しみの大きな要素でもある賞は近年大きな変化は無く、追手筋の本賞も席順は多少入れ替われども指定席のように毎回同じ顔ぶれが固定化されて来ています。ハッキリと優劣がついて決まる場合とどれが入ってもおかしくない位の僅かな差の場合もあるでしょう。しかし地区競演場連合会奨励賞との差は?と言われるとどのくらいの差があるのでしょうか?本賞と地区奨励賞とで重複しないチームもあります。地区競演場を全て回ってない、回りきれなかった本賞での受賞チームもあるかもしれません。追手筋一箇所だけの審査で評価が戴ければ入賞の可能性もあります。
同じく地区競演場連合会奨励賞も半数近くが同じ顔ぶれが入賞しています。現実に各競演8会場の半数前後の得点評価をいただかないと入賞は望めません。評価に大きな差はない多くのチームがかなりいると思いますが、私どもの会場では常連チーム、有名チーム、初出場チーム、県外チーム、子供チームの別け隔て無く演舞いただいたチームを同じ視点で厳正に審査させていただいています。また新たな試みや面白い演出などにも注視しています。新たな風を起こそうとするチャレンジャーは大歓迎です。そういった新たな流れを作ろうとする地区奨励賞でなければと考えています。この閉塞感を打ち破るチームがそろそろ出てきそうな気がします。
同じく個人賞メダルも数名の担当審査員が真剣に一生懸命踊る踊り子さんに応えるべく、注視し、そして審査し、授与して行くことを守っていくようにせねばなりません。

来年も、まだまだ全般的には経済状況は悪化し、景気回復も程遠く、ますますの不況、生活不安が押し寄せてくるのではないでしょうか?高知では何年も前から不況は今年が底だ!来年は少しは上向くとか言っていたのにこれ以上まだ落ち込むんかい!と真っ青になります。我々小市民では為す術が無いですけど…。
民間の中小、零細企業は景気の冷え込みによる売り上げ減、利益減で慢性的な経営赤字に加え、運転資金、設備投資で借入額は増え続け、減俸、ボーナスカット、従業員削減、経費削減で切り詰めて、既に限界を超えるほど営業努力をしても経営難に歯止めが掛からず、明日が見えない状況下にあって次年度の展望も明るさはあるのでしょうか?
それに較べれば、県・市関連の公務員である官庁関係の方々は財政再建団体になるかもしれないと言われながらもボーナス、給与はそれなりに安定して支給されています。是非とも本気で行政改革を行い、無駄を省き、県民・市民の為により一層勤勉に仕事をしていただく努力を重ねてもらえることと信じたいです。更なるご健闘を祈ります。

こうなると来年もよさこい祭りだけでなく、各方面(あらゆる業種まで経済不況が影響する)に今まで以上に厳しい状況が起きてくるのではないかと心配しています。
特によさこい祭りは年に一度のお祭りではあるけれども、趣味・道楽・遊びと言った要素も多く含まれるものです。見栄を張って格好つけたり、好きだからだけで無理を重ねてチームを続けることは段々難しくなるかもしれません。現実に幾つかのクラブチーム、企業チームや商店街関係チームが来年は出場を見合わせるかも知れないといった話も聞き及びます。
全国的な不況を考えると下手をすれば来年から一気に県内だけでなく、県外の参加チーム数も減る可能性もありますね。この予想は当って欲しくはありませんが…。
しかしこれだけ不景気になれば踊り子さん達も結構な参加費を払って参加するスタイルのよさこい祭りで、チームさんは近年減少傾向にある踊り子さんを集めるにも、資金(協賛スポンサー)集めにも今まで以上にご苦労されるチームが増えてくることと想像します。ある一定の踊り子が集まらなければ参加したくとも参加できないといったチームも今まで以上に出てくるでしょう。
それだけでなく、高齢化と空き店舗、空き家が増え続け、空洞化が進む町なかの商店街や町内会に頼って運営してきた競演場/演舞場も人手不足と経費増の中で一生懸命よさこい祭りを下支えすることを何時まで続けることが出来るでしょう?今後競演場/演舞場を取り巻く環境も一段と厳しくなってくることは想像に難くありません。
こんな状況下でありながら行政団体主導の新たな演舞会場が新設?の話しも出て来てるようです。高知スタイルの伝統と大原則を守る地方車を先頭に流し踊りのストリート型の演舞会場であれば大歓迎です。YOSAKOIソーラン形式のステージ型で余計に待ち時間や混雑が加速するようであればよさこい祭りの伝統を守ると言った見地からも演舞会場の形態から言っても問題があると思います。
今後演舞会場の責任者やスタッフは気持ちだけは会場運営を継続するつもりでいても急遽止む無く取り止めになるような事態もあり得る事と思います。
一気にチーム減少、会場の減少といった事態が起きれば、55年間守ってきたよさこい祭りの開催にも大きく影響が出るのではと心配しています。
そうならないよう我々もよさこい祭りを支え続けるためにも先を見越し、打つべき手当てを考え、そしてよさこい祭りの祭りの心を大切に伝え、守ってゆかねばと存じます。来年は不景気を吹き飛ばす「エイ祭り」になるよう願って止みません。

12月 29, 2008 |